偽マッカートニーの進捗報告

主にUnityを使ってやったことなどをまとめてます。

Blender2.76にユニティちゃんモデルを取り込む

Blender(バージョン2.76)にユニティちゃんモデルを取り込む方法を紹介します。

 ユニティちゃんモデルのバージョンは1.1を用いました。

1.Unityでモデルをインポート

まずはUnity側でユニティちゃんのモデルをプロジェクトファイルにインポートします。

これについては多くのサイトで紹介されてますので、そちらを参考にしてください。

(ちなみに本記事でのUnityバージョンは5.3.2)

blog.k-kansei.com

 

2.Blenderでfbxファイルをインポート

ここかiらBlenderの作業。

Blenderでユニティちゃんのfbxファイルをインポートします。

まずは[File]->[Import]->[FBX(.fbx)]でファイルの参照画面に移ります。

さきほどユニティちゃんのモデルデータをインポートしたプロジェクトファイルを選択し、

[Assets]->[UnityChan]->[Models]->unitychan.fbx

の順に選択します。

 

ここでまだインポートはせずに、その前に設定をいじります。

左側に「Import FBX」タブがあるはずです。

そこに Main/Armatures を切り替えるボタンがあるので、Armaturesを選択してください。

そこの「Primary Bone Axis」と「Secondary Bone Axis」をそれぞれ、X Axis と Y Axisに変更してください。

これを設定しないと、取り込んだボーンがおかしな向きになります。

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設定が完了したら、Import FBXボタンでfbxファイルをインポートしてください。

 

3.顔の位置を調整する

インポートした結果を見ると、顔まわりのメッシュの位置が明らかにズレているのが分かります。

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かわいい顔が台無しなので、適切な位置に戻してあげましょう。

位置のおかしい顔まわりのオブジェクトを選択し、プロパティウィンドウでLocationとRotationをすべてゼロに設定します。

するとユニティちゃんの顔が適切な位置に移動します。

 

4.モデルとボーンの位置・スケールを合わせる

すでに気づいてるかと思いますが、ボーンに比べモデルのサイズが大きく、角度もズレています。

最後にこれを修正しましょう。

ボーン以外のオブジェクトをすべて選択し、Rキーを押し、-90°回転させて正面を向くようにします。

次に、Sキーを押し、続けて0.01と入力するとボーンとモデルのスケールが等しくなります。

 

できあがり!

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ボーンを動かすとユニティちゃんも動きますね。

しかしところどころボーンの向きがおかしいものもあります。

 

Blenderにユニティちゃんを取り込む方法については他の方も紹介されていますが、

どなたの方法でやっても同じようにはなりませんでした。

Blenderのバージョン、ユニティちゃんのバージョンによって変わるのかもしれません。

 

バージョンについてもう一度まとめると、

Blender : 2.76

Unity : 5.3.2

ユニティちゃんモデル : 1.1

 

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この記事はユニティちゃんライセンス条項の元に提供されています